インプラント, 審美歯科の専門医、世田谷区 豪徳寺の江崎デンタルクリニック

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歯垢をSEM像で見る

歯についた歯垢をSEM画像で見る (歯磨きの重要性)

走査電子顕微鏡(SEM)
実験の説明
実験開始
抜歯した歯、それぞれのSEM画像
実験結果から

 

 走査電子顕微鏡(SEM)

最近、ナノテクノロジー、マイクロマシン、超微細加工装置(評価検査)などが注目されていますが、これらは全て肉眼では見えない世界の話です。肉眼では見えない物体を立体的に拡大して観察することができるものが走査電子顕微鏡(SEM)や、走査プローブ顕微鏡(SPM)です。 このページではSEMで歯の表面についた菌を視覚化して歯磨きなど日頃のメンテナンスの大切さを訴求していきます。
   
SEMとは(Scanning Electron Microscope)の英語の頭文字SEMに由来します。日本語では走査電子顕微鏡と呼ばれますが、その原理はテレビのそれと良く似ています。 電子線を試料に照射すると、試料表面からいろいろな信号が発生します。これらのうち二次電子信号を利用しているのがSEMです。

     


 
 実験の説明

 
今回は上顎・左右の親知らずを抜歯する患者さんがモニターになって頂き、左側は毎日は磨きを実施。もう片方の右側はあえて3日間歯磨きを行わないで実験を行いました。

 実験開始
歯磨きをしていない、右側の親知らずを抜歯


1. 上顎左右親知らず抜歯希望の患者さま

2. 上顎咬合面

3. 右上の親知らずは

3日間歯磨きしていない
(矢印の歯)

4. そのまま抜歯

5. 抜歯した右側の親知らず
 

歯磨きをしている、左側の親知らずを抜歯

左上親知らずは毎日を歯磨きしている(電動歯ブラシ)

歯磨き後の状態

歯磨きした後すぐ抜歯

抜歯した左上の親知らず
 
抜歯した歯を電子顕微鏡設置機関へ送る 

歯磨きしていない親知らず

歯磨きをおこなった親知らず

歯磨きしていない親知らず(拡大)

歯磨きをおこなった親知らず(拡大)

容器に保管して電子顕微鏡のある施設へおくる
 
 
 抜歯した歯、それぞれのSEM画像

 歯磨きをしていない歯のSEM画像
 歯磨きしていない歯
  ** (X10)
歯磨きしていない歯の歯面SEM像
   ** (X5000)
細長いものは桿菌、丸いものは球菌
歯垢が付いた歯の表面はいつも細菌がこのように付いている 

 歯磨きをした歯のSEM画像
 歯磨きをおこなった歯面
  ** (X10)
歯磨きを行った歯の歯面SEM像
   ** (X5000)
先ほどのような細菌はほとんど見当たらない、表面がでこぼこしているのは歯(エナメル質)の表面性状


 実験結果から

このように適切に歯磨きをすれば歯垢はきちんと落とせる。 歯磨きを毎日しているにもかかわらず、虫歯ができるのは歯の磨き方が適切ではない、時間が十分に取られておらず歯を磨いたつもりでいるだけの状態、または唾液中のミュータンス菌やラクトバシラス菌過多が原因であると推測されます。

毎日の歯磨きは キチンと丁寧に時間をかけて行いましょう。
唾液検査についての詳細は(こちら)をご参照ください。